mixiユーザー(id:1280689)

2015年09月20日18:11

328 view

激走!5000キロ

 先日、TSUTAYA発掘良品で注文して購入しました。
 以前からリリースはされてたんですがトリミング版でしかも画質劣悪ということで、ファンからは悪評サクサク。
 しかし今回めでたくシネスコ版として再発売されたので、ちょっと奮発して買ってみました。

 観るのは初公開以来だから、38年ぶりですねー。
 77年正月映画「ダーティハリー3」の併映(当初は「エンテベの勝利」でしたが、諸事情により差し替え)として公開された本作、「3」に負けずとも劣らない面白さで、小学6年生の馬鹿ガキを大満足させてくれました。
 久しぶりに再見して、その楽しさがちっとも色褪せてないことにちょっと感動しましたわ。


 若くして成功した実業家、バーノン・スミスが主催する「ガムボール・ラリー」。
 ニューヨークからロサンゼルスまでの公道をイッキに走破するこのレース、非公式なので優勝しても賞金もなければ名誉も得られません。あるのはただ自己満足と、駄菓子屋で売ってるようなガムボールが詰まったチープなトロフィのみ。
 それでも、スミスの掛け声ひとつでスピード狂の個性的な面々が続々と集まります。
 なお、このレースは非合法でもあるため、常に警察の監視の目にさらされています。指揮を執るのは、毎回スミスに煮え湯を飲まされ「今年こそは」と息巻くロス市警のロスコー警部。
 さて、出場者のうち何人が警察の網をかいくぐり、ゴールまでたどり着けるのでしょうか?

 この作品、けっこうキャストが豪華なんですよね。
 主演はマイケル・サラザン。シドニー・ポラックの「ひとりぼっちの青春」で鮮烈な印象を残した人で、若き日のジャクリーン・ビセットの恋人でもありました。
 彼の強力なライバルが「ブルベイカー」等で知られるティム・マッキンタイア。そして彼の相棒が・・・、なんとなんと、あのラウル・ジュリア! 本作では超軽薄でドスケベなイタリア男を楽しそうに演じております。
 他にも「ビッグ・ウェンズデー」「リーサル・ウェポン」のゲイリー・ビジーや、「タワーリング・インフェルノ」でちょっとエロい秘書のねえちゃんを演じてたスーザン・フラナリーなんかも出てました。「死亡遊戯」のヒロイン役だったコリーン・キャンプもちょこっと顔を出してます。

 レースのシーンは今の目で観るとひどくのんびりしたものですが、途中のエピソードがかなり盛りだくさんで笑わせてくれますし、ゴール直前で競り合う2台が「あるもの」に邪魔されてしまうというアイディアも愉快。
 そして、何といってもラストシーン。これがなかなか「してやったり」な結末なんですよねえ。

 軽いB級映画ですが、楽しめること請け合いですぞ。
 
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年09月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

最近の日記

もっと見る