キミと目が合うたび はみ出しそうになる
一箇所に血が集まり
むっくりと頭をもたげる
キミが笑う
ボクはどういう顔をしていいかわからない
隠しておきたいのに
大きくなりすぎて……
キミの唇がうごく
その動きが想像を掻き立てる
ボクの希望はとっくに汚れてしまって
今ではただの欲望でしかない
想像する
キミの唇が 愛を告げる動きを
はみ出しそうになる
しまいこんでいた心が
大きくなりすぎてしまって
むっくりと頭 もたげる
押さきれない感情
「キミに見えてしまっているかもしれない」
ボクはドキドキと怯える
隠し通せずはみ出しそー
ボクの……ボクの……本当のキモチ
この肉体を衣服を突き破っていつかキミの目の前に
コンニチワしてしまうのではないだろうか……
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