いうてる間に夏や

春と秋の季節が年々短くなっているというネタは、もう耳にタコ状態となってきました。地球温暖化や甚大な自然災害の増加をからめて、昨今ではこのネタを語り合うことそのものが季節の風物詩となっているのでは。行楽・外出による消費行動が活発となり、冷暖房のお世話にあまりならないので省電力にも貢献、シャツ1枚ですごせるさわやかな日々なんですけどね。

たしかについこないだ寒さにふるえながら桜の花を愛でていたのに、このところはちょっと外を歩いただけで汗ばむようになってきて。首すじや袖まわりがジトッとしてシャツ全体がジメジメ、そして真夏日なんて言葉を聞くといよいよ夏の到来、猛暑はやっかいやなと思いつつ、それでもあの寒い冬の日々よりはずっとマシやなと確信しているのです。

汗をふきふきながらもおでかけにはふさわしくビールやアイスクリームがことのほか美味しい季節。個人的な話ながらGWの予定もぞくぞくときまってきており、京セラドーム・京都競馬場・高槻ジャズストリート・甲子園球場・ビルボードライブ大阪とほぼ連日おでかけ状態、これこそ周囲の友人・知人に恵まれているおかげと感謝している次第であります。

まあ日本の場合はストレートに真夏に向かわず、梅雨といううっとうしいワンクッションが待っているんですけどね（北海道をのぞく）。それでも海開きとか山開きとか夏のキーワードが聞こえだすとこちらアウトドア人間でもないのにやっぱりわくわくしてきます。そういえばきょうは来月10日からはじまる大相撲“夏”場所番付発表の日、ここにもまたひとつ夏がきているのでした。