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2014年11月24日15:10

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競馬は負けた、白鵬は勝った

1600m走ってわずか5センチ、文字通りハナの差決着。目の前でいくらデッドヒートが展開されようと馬券を獲らないと。この季節の京都競馬場は、レースが後半に進むにつれて最後の直線を駆ける馬の背中から西日が差すようになる。きのうのような好天だと、芝のみどりも馬の背中も金色に輝いてとても美しい。だけどやっぱり馬券を獲らないと。

勝ったときは食事をおごりあうけど、負けたときは京橋の「スワン」でお茶して終わり…このところはずっとこんな感じです。あべのの「スワン」に輪をかけて時がとまった昭和な空間、店内は“心持ちだけは高倉健”みたいなオッサンでいっぱいだ。もちろんオバハン客もいて、けっこう派手なお召しものに身を包み、店じゅうに響く大声でケータイに向かっていたりする。

千秋楽の相撲が気になってくる。店内にテレビがあればいいのだけれどあいにくなし。友人のケータイはワンセグつきだけど電波の調子が悪く、静止画像のほうが長いありさま。ところがありましたよテレビが。お店の目の前のパチンコ屋が路面に向けて設置していて、逸ノ城が出てきたあたりでその前には10人ほどのひとだかり。

ワンセグで“時間一杯”を確認するたびに店外へ走り出てテレビに集中する。くりかえすこと数回、結びの一番をむかえたとき、ひとだかりは30人あまりにふくらんでいた。白鵬32回目の優勝、昭和の大横綱大鵬とならび最多タイ。この歴史的な瞬間を“街頭テレビ”で目撃するとはなあ。なんだかいかにも昭和な晩秋、夕暮れのひとときでした。
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