そうだ宇治、行こう

ふつうこういう日記というのは行ったあとに書くもんだけど、まあたまにはそうでないのもいいかなと思って。このところ偶然にも何名かのマイミクのかたが宇治方面にお出かけになられたみたいで、リニューアルされたばかりだという堂々たる平等院鳳凰堂のすがたや、近くにある三室戸寺の美しい紅葉をUPされていた。そこで、そうだ宇治、行こうと。

平等院拝観なんていうのは小学生のとき以来だから40年以上お邪魔していない。10円玉の値打ちはすっかり変わってしまったけど、鳳凰堂のほうは世界遺産に指定されてあいかわらずの建築美を誇っているらしい。しかし世界遺産って世界にいくつあるのだろう、あんまり量産すると“世界遺産インフレ”ではないけど、値打ちが下がってしまうと思うけど。

「宇治・伏見１Dayチケット」という便利なものがあるんです。京阪電車の中書島から宇治と伏見稲荷のあいだと淀屋橋・中之島から守口市のあいだ、そして大阪市営地下鉄・バス・ニュートラムは全区間乗り放題。1日間有効で1000円。淀屋橋⇒宇治の通常片道料金だけで410円になりますからね。ウロウロすればするほどお得です。

「大阪のひとは電車に乗って1時間以内で京都・神戸・奈良とさまざまなバリエーションを楽しめるからうらやましい、都心から同じ時間乗っても電車はまだ近郊の住宅地を走っている」と関東のひとに言われたことあり。私も関東に住んでいたことがあるからそれはよくわかります。このあたりは大阪人がふだんあまり気がついてない贅沢というところでしょう。