去年のいまごろの日記を読みかえしていたら、ちょうどあべのハルカスの百貨店部分が開業して界隈がたいへんなにぎわいを見せていたころだということがわかった。こちらはそれを避けるべく大正区あたりをウロウロしてそのハルカスを遠く陽炎の向こう、さながら砂上の楼閣のように見てたことを思い出しました。月日の経つのは早いもんです。
そういえばハルカスのなかに“近鉄バファローズ・メモリアルコーナー”なんてないよなあ。どこか他の場所にあるんだろうか。いまはなきパのチーム、南海と阪急はそれぞれの球場跡にできた商業施設の一角にスペースを設けているけどね。近鉄の場合、藤井寺球場のあとは学校、日生球場のあとはマンションになってるから、その場所としてふさわしいのはやっぱりハルカスかと。
身売りではなく合併、バファローズの名前はオリックスが継承しているから必要なしってことかも。でも我々がいま日々ハシャいでいるあべのハルカスの繁栄は、近鉄バファローズの、ついでに言うとあやめ池遊園地そして近鉄劇場の犠牲にうえに成り立っているわけで…。このあたりは今日の朝日新聞朝刊スポーツ面の受け売りでもあるんですが。
もうプロ野球そのものに興味がなくなったという近鉄ファンの存在はよく聞くけれど、なかにはバファローズ消滅の恨みをこめてハルカスには絶対行かないって狂信的ファンもいるのでは。そういうひとを呼び込む意味でもメモリアルコーナーを。ついに最後まで日本一になれなかった球団の遺志をついでハルカスが高さ日本一になったというストーリーなんて素敵じゃないですか。
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