ふだんは相撲ネタをスルーするかたも、きょうのところは覗いてほしいと思います。横綱白鵬は5月場所において29回目の優勝を果たしたにもかかわらず、表彰式での優勝者インタビューとその夜のNHK番組出演以外の会見をいっさい拒否していました。そしてマスコミ以下外野の人間は彼の沈黙にたいしいろいろと下世話な憶測を重ねていたのですが…。
ところが昨夜のこと、白鵬本人が自身のブログにて会見拒否の真実を明らかにしました。とりあえずはこれを読んでいただければ。
〔白鵬オフィシャルブログ6月5日〕
http://ameblo.jp/hakuho-69/entry-11871576460.html
これを読んだあと、家族のことをなによりも第一に思う彼の温かい心配りに目頭が熱くなりました。やっぱりどんな世界においても第一人者というかトップに君臨する人間は違うものだなと。マスコミに踊らされた我々ははずかしくなりました。外国語だからストレートなことが書けるのだなどというのはそれこそ下衆の物言いにすぎません。
『“外国籍を持つ者は引退後親方になれない”という規則に白鵬が抵抗している』との憶測がありました。結局のところ今回の沈黙の理由はそうではなかったけど、たしかにこの規則はなんとかしてほしいと思っています。生まれ育った地の国籍を捨てる=帰化するなんてことは職業の選択などとは比ぶべくもない大変なことだと思いますし。
武蔵丸や琴欧洲はあえてそれを受け入れてまで角界に残って指導者の道を選んだわけだし、自国籍のままでも親方になれるのなら把瑠都が角界を離れることがなかったかもしれません。せめて大関以上の力士は他国籍のままでも年寄名跡襲名が可能とならないかと思います。このままでは角界は優秀な指導者を何人も損失することになるような気がしてしかたないのです。
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