おかげさまで今年もいくつかの素敵なチョコレートをいただきました。ありがとうございました。そしてそのほとんどが年上の女性からのものでした。そうか私はいつまでたっても“年下の男の子”なのか。何だったら真っ赤なリンゴをほおばろうか。ネイビーブルーのTシャツだったらいつでも着てるぞ。まあそれはさておき、バレンタイン・デーの思い出といえば…。
中学か高校か予備校か大学のとき(ここをハッキリ書くといろいろさしさわりアリ、これを読んでいるひとのなかに推測できるかたがいるはず)、クラスメート男子数人で企んで、同じクラスのもてない君の机の中に偽装したバレンタイン・チョコをほうりこんでおいたことがありました。TとかKとか、クラスで一番多いイニシャル名義の女性文手紙をそえて。
おそらくこの件はいまだ誰にもバレていないと思います。もちろん誰よりも先にそのもてない君に謝るべきだろうけど、まずはクラスのTとかKとかで始まる女性のみなさん、すいませんでした。あれから数十年経ちましたがここで謝っておきます。みなさんはチョコレートの贈り主として、彼の果てしないイマジネーションの標的となったはずです。
そしてそのもてない君は青春の甘い思い出として、まだ信じきっているはず。その後の彼の女性観に何らかの影響をあたえてしまったかも。だからもし今後彼に再会することになっても、このことは黙っておく、そう墓場までもっていくつもりです。誰かが抜けがけして、いつかどこかで彼に真相をバラしていたとしたら、そのときはそのときであきらめるけど。
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