テレビドラマにかぶりつくのはひさしぶり。1964年の東京を舞台にしたサスペンス「オリンピックの身代金」。奥田英朗の原作を興味深く読みおえたところに、あらたに2020年東京オリンピックもきまり、いずれはタイミングよく映画化でもされるのかなと思っていたら2夜連続のテレビ放映。これはぜひ見逃すまいと。今夜の後編がいまから楽しみです。
原作では追われる側の視点で描いているのにたいして、ドラマでは追う側、つまり刑事(竹野内豊)の視点がメイン。そこだけが大きな違いで、あとはほぼ原作を忠実になぞっているような。あの時代を再現するのはけっこう大変だったと思うけど、ほとんどが屋外ロケ。1964年にそぐわぬモノが映っていないか、ツッこみたいひとはいろいろツッこめるかも。
豪華キャストが見ていて楽しくて。なんでもない端役にけっこうな有名どころがずらり。このひと、ここだけ?と思ってしまう贅沢感。原作読了後、私は勝手にキャスティング。松山ケンイチのところは伊勢谷雄介、笹野高史のところは香川照之、黒木メイサのところは沢尻エリカがいいかなと思ってたのですが、きのう前編をご覧になったかた、どうでしょうか?
やっぱり“昭和顔”の役者はすんなり画面になじみ、“平成顔”のみなさんはやっぱりどこか違和感があり。まあそのあたりもお楽しみのひとつということで…。さて、今夜の後編。爆弾が仕掛けられたオリンピック開会式がクライマックス。ある年齢以上の日本人なら誰もが知る一大イベントの危機をどこまでのスケールでどこまで忠実に描くのか、楽しみでなりません。
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