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2013年11月02日11:50

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「スティーブ・ジョブズ」 伝記のようなもの3連発〈その2〉

観ているあいだ、ずっとワクワクしているこの感じはいったいなんだろうと。たしかに全編ほどよいテンポで綴られていて、切れ目なく何かが起きるから、こちらの気持ちまであおられてしまうんだろうか。それとも彼の成功譚をリアルタイムで知っているから、他の伝記物作品より思い入れが強いってことなんだろうか。「スティーブ・ジョブズ」、あっというまの2時間でした。

20世紀終盤の現代史、観ている誰もが証人なので、ウソや誇張はご法度。変化球はほとんどなし、ストレートかつ時系列にそって描いていく。IBMやマイクロソフトのひとが観たら気分を悪くするだろう場面もしばし。コンピュータ特にアップル製品に詳しいかたはかならず観るべし。思わぬ発見、そしてツッコミどころも満載のはず。

ジョブズを演じたアシュトン・カッチャーは文句なし。でもこの作品をさらにリアルなものにしているのは脇を固める数多くの男優陣!コンピュータおたくから企業のエライさんまで、すべての男たちがなまなましく愛おしく魅力的。マシュー・モディーンもジェームス・ウッズもいつのまにかトシを食ってて、あとから名前を見るまで気がつきませんでした。

あと名作「刑事ジョン・ブック/目撃者」の子役(ルーカス・ハース)が立派な大人になって出ていたのにはビックリ。進化しているのはコンピュータだけじゃないってことだ。アップルの発展とともに、コンピュータおたくたちのあいだにイケメンが増えていくのはご愛敬。上映終了、手元のiPhoneをONにするとほのかに浮かぶ白いリンゴ…。なかなかうまくできた演出じゃないですか。
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