奇妙に光るオブジェがステージど真ん中を占領。それはまるでエドガー・ウインター「謎の発光物体」を大きくしたような感じ。ラメでキラキラのスーツに身を包んだボーカルのウェイン・コイン(私と同い年だった!)は、そのオブジェの向こうがわ、一段どころではない数段高いところにずっと仁王立ち。まるで新興宗教の教祖様のようでありました。
ザ・フレーミング・リップスなんばHatch公演。まずHAPPYという京都の男の子ばかり5人のバンドが前座で登場。なんと平均年齢19歳だと!これがブリティッシュ・ロックの歴史は全部知ってますとばかりの多彩なサウンド。MCも歌詞もすべて英語。サイケ・ポップと称されているみたいだけど、けっこうビートも効いてました。メジャーデビュー直前、いまが一番楽しいときかも。
さて、リップスご本尊。ステージの設定上、ウェイン・コインの動きに制約あり。このあたりは先日のトッド・ラングレン@ビルボードライブと同じ。それをおぎなったのがまばゆくきらめく迫力のライティング。果たして何パターンあったのだろうか。ステージ奥スクリーンいっぱいのイメージフィルムそしてその謎の発光オブジェも駆使して、そこはまさにサイケな異次元空間。
アップテンポの曲はまったくなく、ほとんどがミディアムからスローテンポ、そしてやたらイントロでもったいをつけた大仰な曲ばかりが続く。これはいったい何を歌っているのやら、まさか洗脳されているのではあるまいなと思いきや、エンディングにはスクリーンに大きく漢字で「愛」の一文字。ああそういうことだったのかと納得しつつなんばHatchをあとにしました。
ログインしてコメントを確認・投稿する