なんだか開き直り感ばかり感じられて。やぶれかぶれとか最終手段みたいな言葉が思い浮かんだりも。いまのところは地元民のあいだだけの話題なのかな。集客に苦心する阿倍野・文の里商店街を彩る180枚余のポスター。各店舗の特徴を活かし、店主自ら登場したものもふくめ美しい写真の数々そして添えられたユニークなキャッチコピー。
“〜商店街再生のために若手クリエイターたちが制作した180枚くらいのポスター展〜”というのが表向きのキャッチフレーズ。ところがメインのキャッチコピーとなると“〜買わんでええから見にきてや〜”という開き直りめいたもの。各店舗ごとのコピーもそれに類するやや自虐的なものが多く、それはまるで近隣に乱立するスーパーに向けて放たれているかのよう。
この若手クリエイターというのが電通の社員なんですね。どうも「いろいろイベントやってみたけど何やってもあかん、ええいこうなったらもう電通さんに丸投げや!」みたいな匂いもただようんですね。たしかにひとつひとつのポスターは本当によくできてます。アート作品としてみてもかなりの高水準です。各店主に好評だったというのもよくわかります。
ただこれが集客につながり“街おこし”につながるかどうかというとはなはだ疑問。昨年新世界の商店街でも開催されたというけどどうだったのか。とにかくこのポスター展、年内いっぱいの12月31日までずっとアーケードにぶらさがってます。お時間のあるかたはぜひお越しください。正直、いつ来られても一枚一枚ゆっくりとていねいにご覧いただけると思いますし。
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