パリ発、ブロードウェイでロングランを記録したロマンティック・コメディ。舞台は1970年のマンハッタン。仕事バリバリ子持ちバツ2のアラフォー女性(大地真央)が金持ちボンボン若き青年(藪宏太(Hey!Say!JUMP))と恋に落ちる。それをくやしくも優しく見守る陽気な元ダンナ(植草克秀(元少年隊))。タイトルをシャレたわけではないけれどとてもカラッとしたラブ・ストーリーでした。
公演初日、客席の半分以上はハタチ前後の若い女性。そう、お目当てはHey!Say!JUMP藪くんなのです。間違ってもカッちゃんなんてことは絶対ない。たしかにこんな近くで3時間ベッタリ藪くんをひとり占めできるのなら、なけなしのチケット代9000円だって惜しくないという感じでしょうか。実際彼はほぼ出ずっぱり、思っていたよりセリフも多く、なかなかの好演でした。
そして主演の大地真央。やっぱり華があります。お召し物を何度も替えるのですが、フォーマルからカジュアル、つまりビジネススーツから部屋着まで実にうまく着こなしておられました。もうちょっと70年代っぽいファッションを見たかった気もしますが。まあ実年齢57歳の彼女がアラフォー女性を演じることの是非をどうのこうのと言うのはこのさいやめておくことにしましょう。
予想していた結末とは違いました。かと言って大きなドンデン返しがあって観客を大きく裏切るわけでもなく、まあそれもありかもな、ぐらいの軟着陸でした。“アラフォー女性の生きかた”がメインテーマの作品だと思うのですが、1970年アメリカ女性の生きかたを2013年の日本女性に問いかけているわけで、いまだ40年の彼我の差、みたいなことを考えてしまったのでした。
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