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2013年06月22日14:45

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「アフター・アース」〜父子の愛がすべて

M・ナイト・シャラマン作品。新作が出るたびに、しまったまたダマされたと思うんですね。もちろんこのダマされたというのはストーリーに驚きの展開があるという意味ではなくて、期待したほどではなかった、あるいはそれ以下だったという意味。結局あの「シックス・センス」を超えるものにはもうめぐりあえないのかなと。結論から言うと今回もまたそのあたりに落ち着きそうで…。

人類がもう棲んでいない1000年後の地球を描いた「アフター・アース」。ウィル&ジェイデン・スミス父子が軍人の親子を演じるというのがウリ。親子共演は2006年の「幸せのちから」(“世の中おカネがすべて”という拝金主義的作品)以来。あのとき8歳だったジェイデン君もいっぱしの少年になって登場。当然ながら父子の愛がこの作品のメインテーマ。

結局このテーマにこだわりすぎたのかな。進化した動物たちが支配する地球を駆けめぐる息子、そしてそれを宇宙船から見守る傷ついた父親。話がこの部分のみに集中してしまい、どうも一本調子のまま終わってしまった気がして。サイドストーリーもドンデン返しもなくて。過去のトラウマがよぎる場面にわずかながらシャラマンらしき演出がうかがえたけど。

重箱の隅をつつきだしたらキリがないけれど、あれ、1000年たっても技術の進歩ってまだこんなレベルなのと、脇の甘さは格別。そして敵対する自然界にもさしたる脅威は感じず、ひょっとしてこれは100年後の話ちゃうのと思ってしまいました。SF作品としてもヒューマンドラマとしてもなんだか中途半端、消化不良のままエンドマーク。結局は“親バカ作品”だったってことでしょうか。
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