人の好意に甘えるという事
昔は、人の好意に素直に甘えるという事がとても苦手でした。
人の為に何かするという事は、何の抵抗もなく出来るのに
人からの好意は、なんだか申し訳なくて素直に受け取る事が出来ませんでした。
(人から何かをご馳走してもらうという事も昔は辞退する事が多くありました。)
ある時(5年ほど前)ふと、それは『自分のおごりではないか』と思いました。
それからは、人の好意はありがたく受け取るようになりました。(ご馳走して頂けるときには喜んでご馳走して頂いています。) そうする事でとても楽な気持ちになれました。
人から受けた恩、それは忘れませんし、その恩は受けた相手にも返したいと思います。
が、必ずしもその恩は、受けた相手ではなく、全く別の人に返してもいいのだと僕は思います。
例えば、駆け込み寺で受けている無料電話相談。
その電話相談で元気になった人は、とても喜んでくれます。
(電話相談に対するお礼は必要ありませんが)もし、何かを返したいという気持ちがあるなら、その気持ちは、その人がこれから出会う人を元気にする為(今度はその人が悩んでいる人の話を聞くなどの行動)に使ってくれればいいと思っています。
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