村上春樹にオルフェーヴル、このぶんだとWBCも…やれやれ

このところ毎年この時期になると、よし、明日の日記はタイムリーに村上春樹のことをまとめてやると企みつつもずっと翌年送り。今年もまた、彼に関するさまざまな思いを持ち越すことに。ロンシャン競馬場での凱旋門賞、ゴール前で差されたオルフェーヴルではないけれど、やっぱり本命が追われるというのはつらくて難しいものなのでしょう。追いかけるほうがずっと楽。まあなにも村上春樹と莫言がイチ、ニの、サンで競争したわけではないんですけどね。

そしてWBCの日本代表監督に山本浩二。この今さら感っていったいなんだろうと。さらにコーチ陣に東尾とか与田とか高代とかなんとなく「アウトレイジ ジャパン」な感じが。若者頭に立浪ってか。サッカーに詳しい知人が言ってたけど今回の監督決定はサッカー日本代表監督にザッケローニがきまったときの今さら感とよく似ていると。…ってことはいまのところ順調にきているザック・ジャパン、この前例にすがるとするか。

そういえば村上春樹「１Q84」も文庫最終巻の6冊目に突入してからなかなかページが進まないな。ノーベル賞受賞と同時に読了できたら見事な着地だったんですけどね。思ったほど話が展開していかないんです。同じところをグルグル回っているような感じがして。このままいまの超スローペースな読み具合だと彼のノーベル賞受賞のほうが先かも。物語はいま、ちょうど第4コーナーを回って最後の直線に入ったところ、ここらでムチを入れて読んでいくことにします。