極寒大雨の浅草、ホッピー通りで牛モツを味わったあと浅草寺境内を歩くも誰ともすれ違わずライトアップもなし、周辺はまことにシュールな雰囲気。シュールと言えばDr.ハインリッヒの漫才とムリヤリこじつけつつ、結成18年目にして初の東京単独ライブ。チケット入手に出遅れ座席は不覚にも3階席3列目の端っこ(左フォトが眺め)に。
以前からその芸風は東京向きと言われ、実際にスケジュール情報サイト”Dr.インフォリッヒ”を覗くと現在月の3分の1は関東エリアへ遠征。ただ1000人キャパを満員にするとは驚き、そして観客の熱量は関西以上かも。2月NGK単独公演と同コンセプト、冗長なトークや余興的コーナーいっさいなし、新作を加えた漫才のみ11本連射。
その新作群は過去作よりも彩さんのツッコミが強め、つまり幸さんが展開する非日常な世界を現実に引き戻すパワー増大。一昨年M-1ラストチャンスも準々決勝で敗退したさいのネタ、名作「独特の舞」のWボケとはまた違った次元かと。まあ観客目線におもねて常識的な立ち位置となるのが漫才におけるツッコミの役割でもあるけれど。
ますます強まるシュールな世界、ネット書き込みでは夏目漱石「夢十夜」が引用されていたこの日のライブ、いくらなんでもと思うけど言いたいことはよくわかる。最近は笑いの殿堂NGK出演も増えてきた彼女たち、”誰もが安心して笑える”空間にどんな異化効果をもたらすのか、これからがますます楽しみになってきました。
(フォト右はマイミクのかたのコメントからいただきました。ありがとうございました)
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