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2025年01月18日14:16

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1月17日「名曲にっぽん〜珠玉のムード歌謡2時間スペシャル

 徳光和夫の人気番組について、新聞テレビ欄で「フランク永井・石原裕次郎・松尾和子・都はるみ・マヒナ・アローナイツなどムード歌謡の名曲を豪華8名の歌手が歌い継ぐ」と、まぁ、これに近い表現があったので、これは逃せないと番組を鑑賞しました。
 いきなり、伍代夏子が松尾和子の「再会」を歌いました。伍代は歌を丁寧に歌っていて、大変好感がもてました。それで、ずんずんムード歌謡、ムードコーラスのカバーを当日出演者が、徳光のリクエストあるいは、歌手ご本人の希望で歌い継がれていきます。
 合間には、歌手ご本人映像ということで、佐川満男、江利チエミ、鶴岡正義と東京ロマンチカ、ロス・インディオス&シルヴィア、日野美歌&葵司朗、ヒロシ&キーボーといった映像が流れます。ここは、曲名を上げませんが、歌手名だけで曲名の想像がつきます。昭和ムード歌謡、昭和ムードコーラスの逸品です。
 問題はテレビ欄にでていた文言から、当然フランク永井登場かと思いきや、残念!、映像はありませんでした。だが、フランク永井の大ファンである司会者の徳光は、当日出演歌手の駿河ヤマトに「霧子のタンゴ」をリクエストして歌わせます。徳光が「現在フランク永井の歌と言えば、駿河ヤマトをおいて他にない」というように、徳光番組でフランク永井を取り上げるときには、必ず駿河を登場させ、フランク永井の曲を歌わせています。
 このブログでも幾度か紹介しています。駿河の歌唱もなかなかのものです。故意に低音で、しかも、彼なりの解釈での「霧子のタンゴ」歌唱となっていました。
 彼の歌唱の前後の徳光とおかゆと駿河の会話があります。これがなかなか味のある語りだったので、記録として紹介します。
 徳光がリクエストしたときの駿河の話。
 【フランク永井さん大好きで小学生の時から歌ってますけども、この「霧子のタンゴ」の難しいところってもう出だしからなんですよ。出だしの低音取り損ねたら、もう後が全然ダメなので、ちょっと頑張って心して使わせていただきます】
 おかゆが、ちなみに駿河ヤマトさんが思う「フランク永井さんの魅力ってどんなところですか?」と聴きます。
 【「低音の魅力」って、フランク永井さんをご紹介されるときに使うんですけど、もう「超低音」ですよね。声というか、もう楽器に近いような。こう地鳴りのように、ぐーっと振動するんですけど、徳光さんがおっしゃった通り、その甘さで都会派歌謡の先駆者のお一人なので、そういう不思議な男っぽさもありながらも、都会のおしゃれな感じをもっています。おしゃれなんだけど、どしっとした世界観で見せるっていうね、やっぱり東京の歌が似合うなっていう感じですよね】
 この駿河のフランク永井感は、フランク永井の曲をよく聞いていることと、フランク永井の昭和歌謡、都会派ムード歌謡で残した足跡をよく理解していることが分かります。
 そして、徳光はイントロで「霧子のタンゴ」を次のような名文句で紹介。
 【何も言わずに背を向けた、切ないに想いの裏表。別れるともなく、別れた恋に男は祈る。霧子幸せに。駿河ヤマトの低音と高音がフランクさんの世界に迫ります】
 徳光和夫が健在な限り定期的に「ムード歌謡」は取り上げられると思います。ムード歌謡と言えばフランク永井を外しては語れないはずです。そのなかで熱心に研究されている駿河ヤマトのような若い歌い手がでてきていることをうれしく思います。今後の活躍に期待をします。
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