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2026年08月24日18:12

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思わぬ発見「わたしゃ人生大学生」が映画挿入歌になっていた

 フランク永井の残したレコードに「わたしゃ人生大学生」というのがあります。1965年、吉野正孝作詞、飯田信夫作曲の作品で、日本老人クラブ連合会推薦曲というシングルです。
 この盤は相当レアな盤でした。データブックを編纂するさいに入手するのにたいへんだったのを記憶しています。さらに、日本老人クラブにも連絡して「推薦」に至るいきさつなどを聞こうとしました。結果としては、教えていただいた当時のご担当者に、どうしても連絡をつけることができずだったのを覚えています。
 曲を聴けば、なるほど、年齢を重ねてからでも、何でも人生勉強だという姿勢になれば、健康を保てるというような気にさせるものです。
 2001年にビクターは「幻の名盤解放歌集〜渚の歓喜」というCDを編纂し、この中に収録されました。また、なるべく手に入りやすくと考え、CDをオンデマンドで取り寄せる商品にも入れました。
 そんな思い出をもつ曲ですが、いろいろと調べているうちに、タイトルに書きましたが、思わぬ発見がありました。それは北野武(ビートたけし)の作った映画作品『みんな〜やってるか!』(英題:Getting Any?)(1994、110分、配給日本ヘラルド)の挿入歌として利用されていることを知りました。橋幸夫の「恋をするなら」を始めとする多数の歌謡曲を使っていますが、そのなかの一曲で、臓器移植を待つ二組の母子たちが登場するシーンで使用されているとのことです。
 フランク永井の出演、挿入歌を過去に随分と調べ、可能な限り映像も観ましたが、その時は発見できませんでした。まさか、このような作品で使用されているとは予想外でした。
 北野武はお笑い芸人の代表格ですが、私的には、むしろ乱暴とか性描写とか極端で好きになれません。それで観客を引き付ける姿勢には付いていけず、最後まで観ずに終えたのが数本です。
 その北野がこんなお笑いの映画を作っていたことも知りませんでしたが、注目したのは、挿入歌とは言え「わたしゃ人生大学生」を選択したことです。どのような意図での採用にせよ、フランク永井の作品に目をつけてくれたこに感謝します。
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