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2024年12月22日13:23

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フランク永井ファンに今年最大のプレゼント「羽田発7時50分」NHK紅白22回を放映

 NHK放送100年を記念する企画番組として、12月14〜15日に前半後半2日にわたって、リマスター版と称して放映されました。この回のNHK紅白映像は、音声としてはNHKが所有していたものの、映像が近年まで見つからなかったものです。
 1971年第22回ではフランク永井は「羽田発7時50分」を歌ったのですが、ファンとしてはやはり映像が見たいのは当然です。その後映像が発見された(視聴者が録画していたもの)との噂は耳にしたのですが、NHKはどこでも放映予定なしでした。いつ出すのかと待っていたものです。
 それが、今回リマスター版として公開されたものです。当然ですが、録画テープは複数あったと思われます。NHK自身が所有していなかった事情は、以前にも触れましたが、第一に文化遺産を保存することの意義、アーカイブ思想の欠落、国家的メディア機関として、無責任です。第二にはどの局でも同様ですが、録画テープが高額だったことから、必要と判断したものだけを録画、しかも上書きで使いまわしていたためです。
 近年はAIの時代で、映像の編集加工はかつて思いもよらないほど進んでいます。やはり以前に書きましたが、モノクロのカラー化、ノイズの低減、映像の鮮明化など目をみはるものが容易に実現できます。NHKはその先端の技術を持っています。
 今回の映像のリマスターは、限りなく当時の放送映像に寄せた自然なリマスターに抑えたものでした。それにしても、再生映像は見事なできだったと思います(逆に、取得した元映像は主にノイズ、ぶれなどで放映に堪えなかったのでしょう)。
 強く願っていたフランク永井の歌唱が観賞できたことは感激もものでした。
 今回のNHK紅白22回を観賞して、改めて胸を打つものがありました。それは、当時の流行歌の空前の人気のです。つぎつぎと登場する面々のすごさに圧倒されました。私的なことですが、流行歌を「日常」にしていた時代で、ここに登場する歌手、人々こそが昭和歌謡を日本の多くの人のものにした面々です。
 司会の宮田輝。当時別番組で人気だった平岩弓枝作の「ありがとう」の水前寺清子、佐原直美。青江三奈に岸洋子、渚ゆう子にちあきなおみ、小柳ルミ子に弘田三枝子、由紀さおりに南沙織、ヒデとロザンナに本田路津子…彼女たちの若さ、すがすがしさ。これだ、と思わす叫びそうです。まだ現役の方もおられますが、当時のこの姿が目に焼き付いています。
 男性陣ではアイ・ジョージ、ひさびさです。五木ひろしは「よこはまたそがれ」を世に送って初出演。「また逢う日まで」の尾崎紀世彦、「こんど生れてくる時は」の水原弘。村田英雄と三波春夫。デューク・エイセスとダークダックス…いいですね。
 翌1972年は札幌冬季オリンピック。「虹と雪のバラード」のトワ・エ・モワのなんとピッタリの歌唱は印象的でした。トリは例によって美空ひばりでしたが長谷川一夫が女方の舞踊でバックを飾るという豪華な演出も目を引きました。
 そのようなことで、22回NHK紅白は、胸を躍らす素晴らしい映像でした。最後にいつも貴重な情報を届けてくれるSさんに感謝申し上げます。今番組を観ているよと連絡を受けました。所用でそのとき番組は何かさえ知らなかった私は、帰ってテレビ番組を見たら確かにあり、見過ごしていました。悔しいと思って、再放送とかで観れないかとか考えたのですが、知恵が至らず、Sさんに録画BRを送っていただいて観賞できたのです。大変ありがとうございました。実はSさん以外からも何人か連絡をいただきました。ありがとうございました。フランク永井ファンの皆さんに感謝いたします。
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