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2023年07月30日15:00

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「ジョニ・ミッチェル・アット・ニューポート」を聴く

先行して拡散されていたライブ映像に映るジョニ。座ったままギターを抱えながら誰もがよく知る代表曲をテンポを落として歌う彼女を見たときは、その神々しさに思わず泣きそうになった。このところは病との闘いとか引退の噂とか、あまりいいニュースは伝わってこなかったから、この79歳突然のカムバックには本当にビックリした。

そしてそのライブの模様がCDとして音源化。飛びつかない理由がない。ちょうど1年前の2022年7月24日、ニューポート・フォーク・フェスティバルにサプライズで登場したジョニ。彼女が人前で歌うのはなんと2000年以来とか。SSWのブランディ・カーライルが指揮を取り”ザ・ジョニ・ジャム”というバックバンドを結成。

ジョニの代表曲ばかりで構成されているとはいえ、さすがに高齢かつ人前はひさびさの彼女がまるまる1曲ソロで歌いこなすのは全体の半分ほど。あとはブランディによる敬意をこめたソロ歌唱やバンドによるインスト演奏。もちろんジョニとブランディによるデュオ曲があると思えば、サビの一節だけジョニが歌うというニクい演出も。

ジョニ単独の歌唱が半分だからと言って、水増しなどという言葉は厳禁。これはライブ盤というよりは貴重なドキュメント。アーカイブ音源ばかり乱発する昨今のロック界”閉店商法”とはもちろん一線を画している。MCのやりとりも多く、ライナーノーツはなんとキャメロン・クロウ、ここは対訳付きの国内盤をおすすめする次第です。
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