このソロ1stリリース情報と前後して7月にはビルボードライブ出演が決定、今回は大阪にもやってくる。わざわざブルーノート東京まで駆けつけた昨年7月インディケーションズ名義でのライブには、坂本慎太郎(ex.ゆらゆら帝国)が観に来ていたと聞いたが、実は1曲共演したとあとから知った。そちら2ndステージにしておけばよかった。
そしてこのアルバムは実に手ごわいシロモノ、米ミシシッピ川沿いのブラックコミュニティで育った自らの人生回顧、実に内省的でヘヴィーな印象。ナレーションやインタールード、SEが随所にちりばめられていて、けっして難解ではないけど本格的と言えばいいのか。いまでは懐かしい”コンセプト・アルバム”という形容もしたくなる。
大胆な誤解のままあえて言うと”60年代からマーヴィン・ゲイを聴いてきたひとが、時を経て彼の70年代各作品に出会ったとき”みたいな感触。ダニー・ハザウェイやビル・ウィザース、”ニューソウル”の影もちらほら。その時代からソウル・ミュージックにどっぷり、あるいはブラックカルチャーの歴史に長けたひとの感想を聞いてみたい。
もうひとりのボーカル、白人アーロン・フレイザーのファルセットヴォイスと織りなすアンサンブル、グルーヴ感あふれるサウンドがインディケーションズ最大の魅力、ただ来るべきライブはまた違った味わい、重量感があふれるステージになりそう。ドラン・ジョーンズ自身のキャラは、陽気でノリのいいニーチャンなんだけど。
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