松下電器とは父親が仕事でちょろっとからんでいたせいもあったけど、ウチはずっと“ナショナル派”。故障したらすぐ飛んで来てくれる町の電気屋さんがごく近所に居る環境がどこにもあり、昭和の家庭にはたいがい同じメーカーの家電製品ばかりが鎮座していたような。ちなみにウチの嫁ハンは日立製品に囲まれて育ったとのこと。
…ということで乾電池ひとつとっても懐かしさあふれる展示品の数々。やっぱり高度成長期の“明るいナショナル なんでもナショナル“以降の時代が興味深い。それはまるでウチがたどってきた生活の歴史を垣間見るようでもあり。くわえて新聞広告やテレビCMと資料も豊富、三田佳子から夏目雅子、現在の綾瀬はるかまで続々と登場。
ところが80年代初頭あたりにくると、この製品が出たときウチはSONYのほうを買ったな、こちらのときはSHARPにしたなと、残念ながらパナ一辺倒ではなくなってきたという、松下さんにとっては気の毒な記憶がよみがえってきたりも。それって家電量販店の進化や拡大と軌を一にしているのではないかと思ったり。
この「ものづくりイズム館」とほぼ同じ規模で「松下幸之助歴史館」も併設。こちらはゴージャスな立志伝の集積、幸之助氏の金言が巧く英訳されているのには感心。そういえば”PHP“って何の省略か初めて知ったなと。さすが世界に冠たる大企業、かなりのボリュームで真剣に見れば丸一日はかかりそう、もちろん入場無料です。
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