全勝対決を制して45回目の優勝。見事な完全復活とここは賞賛すべきところだろうけど、きのうきょうの荒っぽい相撲を見ているととても横綱とは思えない。それともそれは勝負にたいするあくなき執念と解すべきなのか。そして6場所連続休場していた横綱に易々と全勝させるとは、他の力士はいったい何していたのかと言いたくもなり。
白鵬・照ノ富士のふたりと、他の力士たちのあいだに大きな実力の差があるのが悲しき現実。このギャップをなんとかブレイクスルーする力士の出現に期待したいけど、ここというときにかならずケガをする貴景勝、そしていつまでもチンタラした相撲で今場所もようやく千秋楽で勝ち越した正代の両大関にはあまり期待できそうにない。
それでは若手有望力士、今場所そろって好成績をおさめた豊昇龍・琴ノ若・王鵬のサラブレッド勢に期待したいけど、このままの勢いで一気に大関まで駆け上るかと言えば疑問符。白鵬に引導を渡すのは彼ではとひそかに期待していた同じくサラブレッド、名小結の孫・若隆景も、今場所はきっちり壁に当たって思うように勝てなかったし。
ここまできたら幕下2枚目で全勝した怪物・北青鵬あるいは同じく幕下”把瑠都2世”獅司の急上昇を待つか…などとこのところ同じようなことばかり書いているな。第73代横綱を手にした照ノ富士の偉業に関してはまた後日、モンゴルからやってきた力士は、大関まで上るとかならず横綱を手中にしている…これは素晴らしいことだと思います。
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