映画「ブータン 山の教室」に出演した9歳の女の子、ぺム・ザムちゃんのまっすぐな瞳に心を奪われたまま。公式HPによるとピーター・バラカンも同じ印象を抱いたとか。ブータンの秀でた子役だと思っていたら、実際にあの村で暮らす女の子、今回の撮影で初めて電気とインターネットにふれ、いつか”クルマに乗ること”を夢見ているとは驚き。
…ということでブータンにたいする興味が芽生えていたところに、タイミングよく映画とコラボしたブータン料理を今月いっぱい提供している場所があると知った。兵庫県立美術館の2軒お隣り、JICA(国際協力機構)関西館内の食堂にて税込740円。合わせてロビーでは貴重な映画撮影時のオフショット写真展や民族衣装の展示もあり。
それにしても辛い。メインのパクシャパ(豚肉と大根の炒め煮)もスープがわりのヘンツェジャジュ(青菜のチーズ風味)もやたらと辛い。あわててプタ(焼きそば)とトー(紫黒米入りごはん)で熱冷まし。”世界で一番辛い料理”とのうたい文句に偽りなし、ただおそらくこれでも日本人の味覚に合わせてずいぶんマイルドにしてあるんだろう。
いや、たぶんブータンのひとたちからすれば、定食のアイテムすべてが”〜のようなもの”ということになるのでは。たしかにプタの麵はどうみてもざるそばのそれだったような気がするし、トーはいかにも赤飯っぽかったような。まあそれでも小細工のいっさいない実に素朴な味わい、山の教室の澄み切った空気がじんわりとよみがえってきました。
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