ウディ・アレン監督最新作。同じようなタイトルの楽曲がシカゴにあったけど(そういえばきょうはSaturday in the Park, 4th of July!)、こちらはまごうかたなきアレン節、お得意のロマンティック・コメディ。ギャツビー(ティモシー・シャラメ)とアシュレー(エル・ファニング)の大学生カップル、雨が降り続くニューヨークの一日。
大学新聞記者のアシュレーにマンハッタン在住の映画監督取材のチャンス。ニューヨーク生まれ育ちのギャツビーは街の達人を自慢したく、このときとばかりロマンティックなデートプランを提案。ところが世間知らずなアシュレーのふるまいのせいでなかなか予定通りに事は進まない。すれ違いを繰り返し、やがてふたりの間には微妙な距離が…。
主役のふたりそろって見事なキャスティング。先日の「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」をはじめノーブルな役柄が多いティモシー・シャラメ、ふつうのニーチャン役もなかなかのもの、これまでのようにウディ・アレン自身を投影した主人公かと思うけど、今回はジュード・ロウはじめ脇にも”ウディ・キャラ”があちこちに。
タイトルどおり全編通して激しい雨が降り続いていた印象、ただ意図的に対比させたのだろう、ときおり陽光が差したときのきらめきがこのうえなく美しい。最近作のなかではややドタバタ色が強かったけど、そのぶんテンポも笑いの切れ味も良し。ウディ・アレン84歳、ほぼ1年1作のペースでハイアベレージな作品を届ける創作意欲には脱帽です。
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