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2019年08月03日11:48

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BS11-八代亜紀いい歌いい話「ムード歌謡ヒットメドレー」でのこと

 梅雨が長引き湿気の多い日々が悩ましていたら、月明けてこんどは猛暑が続く。そんなうっとうしい気持ちに、ひとしずくの憩いを送ってくれたのがこの番組。BS11-八代亜紀いい歌いい話「ムード歌謡ヒットメドレー」。
 ムード歌謡については、これまで幾たびか取り上げられてきた。フランク永井の恩師吉田正が、その分野の先駆けというか、戦後の復興期の高揚と重なって切り開いたもの、というのが定説。だが、今回の番組で特筆すべきは、作曲家中川博之にスポットをちゃんと当てたことだろう。
 元日本クラウン・ディレクター牛尾眞造が語った。吉田正の作った「有楽町で逢いましょう」にただならぬ興奮を覚えたという。同じ感覚を共有したのが中川だと。そして、黒澤明とロス・プリモスの「ラブ・ユー東京」を作ったと。これは、ムード・コーラスにおける金字塔で現在も広く歌われている。
 「有楽町で逢いましょうを聴いたときはしびれた。一口に言えばしゃれた曲。4ビートを柱にしたブルースで、詞、曲、編曲、歌唱、どれをとっても突出していた」と評価。中川は母が「湖畔の宿」を好きで歌っていたのを記憶の底にもっていて、そのイメージを延長、発展させていったと。
 「たそがれの銀座」「夜の銀狐」「さそり座の女」「わたし祈ってます」等々を作曲した中川の功績は忘れてはならない。フランク永井も「ラブ・ユー東京」はカバーしている。森聖二の歌唱も印象的でいいが、フランク永井の歌う「ラブ・ユー東京」も秀逸だ。2002年に「RE-MASTER VOICE �供廚房�められて発売された。
 フランク永井や松尾和子の映像がちゃんと流れるのかと期待してみていたが、残念なことに、ムード歌謡・吉田正の紹介で、わずかに数小節だけの披露だった。
 八代亜紀の司会でゲストは高橋秀樹と神野美伽。この三人で「東京ナイト・クラブ」が歌われた。後半では裕次郎が登場する。高橋の日活の先輩。ということで、三人で「銀座の恋の物語」を歌うという定番で進行する。
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