さて、この駅名問題。関西人には大阪=JRそして梅田=阪急・阪神・地下鉄という共存の構図が長年の皮膚感覚でしみついているから、外国人観光客にわかりにくいなどと言われても正直ピンとこない。いやむしろ今回の改正でややこしくなるような気もしたり。そもそも大阪○○って他の地方に同じ地名があったときにつけるんじゃなかったっけ、「大阪狭山市」みたいに。
たしかに海外の大都市(あくまで欧州)にこの構図はない。というかそもそもズバリ「ロンドン」とか「パリ」という鉄道の駅がない。パリ北駅というのはあるけど。都市の名前が先頭にきたときも、ミラノやドイツ各都市では「○○中央駅」と名乗っている(ローマは「終着駅」)。そしてそこから乗り換える地下鉄の駅もたいがい「○○中央駅」となっている。
と、ここで気がついたけど、日本とりわけ大阪の場合は私鉄の存在があまりにも大きすぎるのだ。欧州各都市における私鉄は大阪に置き換えると阪堺電車や水間鉄道レベル。いわゆる国鉄と地下鉄(あるいは都市交通システム)しか発達しておらず、その規模の差から主従の関係もはっきりしている。そう、阪堺電車の終点が「天王寺駅前」と名乗っているように。
かりに大阪が欧州の都市でかつ私鉄網が存在しないのであれば、JR「大阪」と地下鉄「梅田」はともに「大阪中央駅」と名乗り、地下鉄東梅田は「中央駅東」、西梅田は「中央駅西」ということになるかも…などと考えていたら、今度は「天王寺/あべの(阿部野橋)」の関係が気になってきた。これに思いをめぐらせるとまたまた長くなるので、この件に関してはまた今度にでも。
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