「平成最後の一戦 観戦証明書」の裏には“ファンが選んだ阪神タイガース平成ベストナイン”が発表されていた。そしてこの日の始球式は井川慶。おそらく先発投手部門に彼が選ばれ、その本人が登場するという企画だったのでは。ところが選ばれたのはメッセンジャー。この辺の間の悪さがいかにも井川。矢野のミットめがけて投げた一球もまだ甲子園への未練が…。
甲子園からの帰りは友人のクルマで阪神高速湾岸線。大阪湾に沿った内回り、思ったより早く堺市内に到着。小腹が空いていたこともあって、ロイヤルホストに飛びこみサンドイッチ。その後新金岡駅まで送ってもらい、駅への地下通路にもぐったとたん構内に響き渡ったのは「まもなく天王寺・なんば・梅田方面、千里中央行き最終電車が到着します」のアナウンス。
これにはあせった。この駅は地下通路から改札、ホームまでけっこうな距離。私は(気持ちだけは)思いきり走った。ハタから見ればこっけいなすがただったにちがいない。でもこんなに必死に走るのはひさしぶりだ。なんで平成最後の日にこんな目に遭うのだ。サンドイッチなんて食べている場合ではなかった。最終電車が“令和行きの列車”に思えてきた。
なんとか間に合った。しばらくは息を切らしたままボ〜っと。小ぬか雨のなか帰宅すると改元10分前。とりあえずNHKをつけたら、昼間に父親宅で見ていた特番に出ていた爆笑問題と指原莉乃がまだしゃべっていたのでビックリした。もっとじっくり味わおうと思っていた元号またぎ、なんだかバタバタしたまま過ぎていってしまった。とにもかくにも令和よ、ようこそ。
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