きのう夕方の相撲協会記者会見で何が何やらさっぱりわからなくなってきた。決定事項だったように思えた貴乃花親方引退を蒸し返してばかりの協会側発言。物言い取り直しのすえ水入りといったところか。貴乃花親方と相撲協会、どちらの言い分を信じていいのやら。結局のところ“悪いのはどっちもどっち”というすっきりしない印象しか残らない。
今回もまた、貴乃花親方と八角理事長がサシで話し合うという場は持たれなかったのだろうか。かって貴乃花一門の一員だった阿武松親方(元益荒雄)が何度か話し合いに駆けつけたらしいけど、小手先の説得ばかりで相手にされなかったと。それって半身になって前ミツをさぐってばかりしていた現役時代の益荒雄の相撲っぷりそのものでは。
じゅうぶん話し合い、結論に達したうえでの両者そろっての記者会見というのはムリだろうか。貴乃花親方のほうは無鉄砲なひとり相撲ばかり取っているようだし、統治能力をすっかり欠いた相撲協会もことが起きてからあわてふためくことばかり。毎回毎回レベルの低い言った言わないのくりかえし、“大男総身に知恵が回りかね”というフレーズを思い出してしまう。
このあいまいな状況はワイドショーやマスコミにとって格好のネタ。このmixiの大相撲コミュをはじめネット上でも、それぞれを擁護するものが、相手側への攻撃に終始する揚げ足取り的な応酬がくりかえされている。皮肉なことに、これまで角界に問題が発生したとき、物事の本質的な部分をけっこう鋭く突いていた数少ない存在のひとつが「新潮45」だったんだけど。
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