暴行認め謝罪 日馬富士が休場
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きのう日馬富士を倒して金星を獲得した貴景勝、インタビュールームでの彼は少しも嬉しそうなそぶりを見せず、むしろ神妙に言葉を選んでいるといった印象だった。あれ、ふだんはもっと感情を表に出すタイプなのに、なんかおかしいなあと腑に落ちない思いがしていたところ。いうまでもなく貴景勝は今回の被害者・貴ノ岩の弟弟子にあたる。
そもそも貴ノ岩の休場が不意をつかれた感じでちょっとヘンだった。巡業中にケガをしたというニュースはなかったし、休場の理由(病名等)が詳しくあきらかになったのが、初日ではなくきのうになってからというのもおかしい。その不可解な部分を訊かれた師匠・貴乃花親方もノーコメント…。まあそのあたりからスポニチ(東京版)のスクープにつながったのだと思うけど。
日馬富士という力士はよくも悪くもエモーショナルな一面があり、気持ちのアップダウンがストレートに相撲に反映するタイプ。なので優勝回数にしめる全勝優勝の割合や金星配給の数は歴代横綱でも上位のはず。もちろんそれは彼の大きな魅力、常にどっしりと盤石の構えをみせる白鵬との対照の妙が、近年の大相撲における見どころのひとつだっただけに残念でならない。
おそらく相撲協会のほうも、今回の件は隠蔽したまますくなくとも今場所が終わるまでやりすごそうと思っていたはず。このあいかわらずの体質も大きな問題。とにかく大相撲人気復活のなかでのこの一件、世間を吹く風のあいだに「だから相撲の世界っていうのは…」とか「だからモンゴル人力士っていうのは…」みたいな空気がまたまた生まれてきそうなのがとても残念です。
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