このシリーズも前回で1度リセット。そう、マーベルコミック原作作品群のことやら、スパイダーマン自身が登場した昨年の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」との関係など、今回新たに設定された部分は何も知らず、単に主役が代わるだけぐらいに思っていたからなあ。たぶんそのあたりから引用された小ネタが満載だったはず、不覚にもそのあたりは楽しめなかった。
アイアンマン役ロバート・ダウニー・Jrをはじめマイケル・キートン(こないだのマクド映画の印象をまだ引きずったまま観てしまった)、そしてあいかわらず"使い勝手感”のいいマリサ・トメイというところが脇を固める今回、ざっくりした印象は、学園青春もののなかにスパイダーマンの戦いをうまくかみ合わせた感じといえばいいか。
う〜ん、やっぱり摩天楼のどまんなかを、蜘蛛の糸一本で縦横無尽に駆けめぐる彼の躍動感をもっと見たかった気がするなあ。いや、もともとスパイダーマンって自分の街つまり半径5kmにしか興味のない、人類全体のことなんて知るかい、みたいなヒーローという印象だったんだけど、今回はその半径がさらに短くなったような気がしないでもないのです。
それでも今回のヒーロー、スパイダーマン/15歳のピーターを演じた21歳のトム・ホランドにはけっこう好印象。すくなくとも前回までの主役アンドリュー・ガーフィールドに抱いていた違和感よりは。まあさすがにマイケル・J・フォックスとはまではいかないけれど、まちがいなく何作か続くであろうこのシリーズをふくめ、今後が楽しみな青春スターがまたひとり誕生した感じです。
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