きのうの夜、福原愛ちゃんの試合を見てたら、相手のシンガポールの監督あるいはコーチが、試合中の自国選手に向かって声を発したという理由によってイエローカードが与えられていた。これが何枚積算したら得点にどう反映するのかはわからないけど、指導者が試合中の選手に声をかけてはならないというのは卓球特有の面白いルールだなと思った。
監督が選手と同じ装いでグラウンドにいる(野球など)、選手とは違う装いながらグラウンドにいる(サッカーなど)、スタンドで観戦する(ラグビー)…そのスタンスはいろいろあれど、目の前で戦っている選手に直接声をかけられないというのはツラいことだと思う。なるほどだから卓球というスポーツは、感情を抑制することに長けたアジアの仏教国が強いのかと邪推してしまう。
まあどんなスポーツでも、他のスポーツから見ればおかしく思えるルールや慣習がある。そしてなじみのあるスポーツほど、慣れっこになってしまってそれに気づかないでいる。たとえば相撲。“競技者相互の気持ちが合った瞬間に競技が開始される”。たしかにほとんどのスポーツは第三者(ほとんどが審判)の合図によってスタートするけど相撲の立ち合いだけは別モン。
そして野球。こちらは“競技が行われるグラウンドの大きさが均一でなく場所によってまちまち”。よく考えたらこんな不公平な話はなく、スポーツ精神に反すると言いたくもなるけれど…そもそもは原っぱ(フィールド)で楽しんでいたスポーツ、だからこそ各野球場それぞれに味わいがあり、それがまた楽しみのひとつ…などと野球マニアはしたり顔で言うのでありました。
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