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2015年09月26日20:56

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9月30日MEG-CDから廃盤作品20点がデジタル復刻で「歌コン」ムード盛り上げ

 廃盤レコードをCDで復刻し懐かしいを歌をファンに甦らせるMEG-CDから、9月30日新たにフランク永井の28曲が発売される。当時のEPレコードとコンパクトW、いわゆるドーナツ盤で20点クリーンなCD音質で提供されるとの発表がなされた。今年の3月以来2回目の発売である。
 リストは下記に記すが、今回のものは全部モノラルである。つまりデビュー当時からステレオ化がなされる前までの作品で、いま手にすることはほとんど不可能なもので貴重品である。
 フランク永井が流行歌に転向したのは「場末のペット吹き」だが、その前の「グッドナイト・スイートハート」が入っている。これは、デビュー曲「恋人よわれに帰れ」に次いで2番目に発売された曲だ。雪村いづみ「ジングルベル・マンボ」のB面である。この盤は事実上SP復刻である。しかもジャケットは再販時のカラー版が採用されている。たいへんな貴重品。
 このように、ジャケットも当時のままに復刻されるので、ファンにとってはこのうえなくうれしい。この盤のように再販されるとジャケットがよりカラフルで印象がより深くなるように変わることもある。なるべく当時印象が深いほうが採用されている。だが「愛情のれん」のようにSP/EP兼用の初期の文字だけのジャケットしかないものもある。これはぜひともこの機会にファンの皆さんでカラー版のジャケットをお持ちのかたがいればご一報よせていただけたらと思う。
 「ひとり暮らしの港町/泣くなサキソフォン」もSP盤に続いて後にEP盤も発売されたがこれらが現在手に入ることはほとんどない。そういう意味では今回の盤はすべてが同じだ。
 当時は売り出ししたい歌手とのカップリングがさかんであったので、今回はおなじみの雪村いづみのほか曽根史朗、藤本二三代についで、朝倉ユリ、明石光司、市丸、中沢銀司が登場する。また、以前に別稿で紹介したことがある映画主題歌「悲しみよこんにちは」では裏面が利根一郎+佐伯孝夫の名作「白樺の小径」がタンゴ編曲でアコーディオン演奏で入っている。
 さらに拙書データブック作成時に現盤が確認できずに悩んだ「月影のささやき」のB面が「ラブ・レター」の演奏であることが判別できる。同様にコンパクトWで「フランクのクリスマス」という4曲入りだが、これは盤のIDを確認する際にレコード会社が発行する資料に「EV-2013」というのがあって、これと同一なのか別盤があるかの判断を最後まで迷ったものである。現時点では「EV-2013」は発見できないために誤りだったのではないかと考えている。
 そのようなエピソードがいっぱいつまった今回のリリースである。今も全国に多くいるフランク永井のファンの方々も下記のリストをみて、当時のさまざまな状況を懐かしく思いだされることと思う。MEG-CDさんよくぞやってくださいました。
 フランク永井の魅力はいろいろあるけれど、デビュー当時の若い歌声、美しい高音の伸びなどが当時のまま聴くことができるので、発売が楽しみである。

 以下が今回予定されている復刻盤のリストである。

「グッド・ナイト・スイート・ハート/ジングルベル・マンボ(雪村いづみ)」
「ひとり暮しの港町/泣くなサキソフォン」
「からっ風の唄/おーいと呼んだら(明石光司)」
「悲しみよこんにちは/白樺の小径(A.レジャン楽団:アコーディオン演奏)」
「雨のメリケン波止場/灯りを消しましょう(中原葉子)」
「月影のささやき/ラブ・レター(演奏)」
「青い国道/黒いダイヤさん(藤本二三代)」
「有楽町0番地 /好きな人(藤本二三代)」
「夜間飛行/霧の航空灯台(朝倉ユリ)」
「札幌発最終便/古いガス灯の港町(曽根史朗)」
「愛情のれん/入社前祝い(明石光司)」
「恋のビジネス特急/公安さんだよ(曽根史朗)」
「婿さがし八百八丁/道灌ばやし(市丸・中沢銀司)」
「若い潮/初めて知った恋なのに(藤本二三代)」
「恋夜/男の愛情」
「逢いに来たのに/お別れしましょう」
「フランクのクリスマス:ブルー・クリスマス/ジングルベル/きよしこの夜/
            サンタクロースがやってくる」
「3号室は空だった/雨の国道7号線」
「俺は涙を知らない男/夕日の街角(朝倉ユリ)」
「俺は流れ星/夜の海岸線」

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