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2013年02月15日16:00

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バレンタイン・デイ in 阿倍野ぶらぶら

あれ、こんなところにカフェがある。同じ阿倍野区内でもいままでほとんど縁がなかったエリア、曲がりくねった坂道が多く、大きな邸宅も目につく。カフェに飛びこむと黒猫がソファのうえでまったりしていた。「今日だけのサービスです」お店の女性はそう言って、コーヒーとともにある高級ホテルの名前が入った上品なチョコレートを持ってきた。

ちょっとしたライブスペースや展示フロアもある、もともとは小さな町工場だったというそのカフェは、オーナー・店員・常連、そしてそこで音楽・演劇・創作など自己表現するひとたちすべて某芸術大学人脈が中心になっているようだった。お店の女性は在学中に映像表現を勉強していたらしく、話題は自然と映画方面にかたむいていった。

昨年封切られた松たか子主演作品の話になり、映画としてはもちろんよくできているが、どうも人間の意地汚い部分ばかりが続いて、後味というか観ているあいだずっと苦々しいと、これは私の印象。でも唯一の救いは松たか子がキャスティングされているところで、これがもし仮に寺島しのぶだったら本当に救いようのない映画になっていただろうと。

松たか子と寺島しのぶ、同じ梨園の娘でも、けっこう演じるキャラには差があるなあと。それにしてもどんな役でも引き受け(今度は“平成の毒婦”木島佳苗を演じるらしい)、それを見事にこなし続ける寺島しのぶという女優はスゴいなあみたいな話になり、こんどは彼女が主演した作品について語りあったのだった。

カフェのあとすこし歩いてエスニック料理のお店に行く。東南アジアのある国を愛する名物女性がお店をひとりで切り盛りしていて、前から気になっていたところだ。どのメニューもけっこうなボリュームで、体重が一気に増えてしまった。でも最も印象的だったのはその女性が寺島しのぶに似ていたことだった!
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