3つの画像を観ていただけばと思います。この分野で詳しい方はたぶん、そうとう多くおられて、詳しい方からご意見も伺いたいです。フランク永井を取り上げた記事ではありません。最近のAIが作る楽曲のことです。
以前にもちょっとこのブログで取り上げました。私のような年寄りが取り上げるテーマではないのか知れない、と思いつつ書いています。写真はYouTubeサイトでBGMとして最近観たサイトです。全部、ムード歌謡についてAIが創った曲が1時間から2時間分を、つまり数十曲を集めたものがここだけで6サイトです。
例えば、下記のように曲のリストが紹介されています。
00:00 サドルシューズと秋の夕陽
03:29 川辺の小包、開けぬまま
07:09 国分町裏通り、木櫛ひとつ
10:48 すすきの角、電話ボックスの青
14:41 栄の看板、映画の半券
18:11 置き去りの白いカーネーション
21:54 時刻表の隅、銀座雨の街角
25:13 マッチ箱ひとつ、広島川沿いの灯
28:17 銀座雨夜、硝子窓の君影
31:47 提灯消えた先斗町
35:21 閉店後の硝子に、忘れ物の愛
39:01 ハンカチ握って、伊勢佐木町の別れ
42:01 三宮の硝子戸、忘れた傘
45:25 横浜伊勢佐木町、祭太鼓遠く
49:05 伊勢佐木町の夜、絹の扇
52:50 先斗町、提灯の消えた夜
56:25 仙台国分町、雪降る別れ
59:58 コーヒーの湯気に、君の笑顔
01:03:33 伊勢佐木町、最終便
01:07:13 中洲川辺、雨音だけが語る
01:11:07 ハンカチ一枚、国分町の雨音
01:14:16 広島川岸、音楽酒場の灯
01:17:35 降り止まぬ雨、誰かの影
01:21:20 川沿いの音楽酒場、小さな香水瓶
01:25:30 北新地、ピアノが鳴る頃
01:28:45 指輪を外す夜
01:32:45 三宮の窓、映画の切符
01:36:19 万年筆の重さ、すすきの灯の向こう
01:39:48 煙草の煙、薄紅の記憶
01:43:13 先斗町提灯、誰も知らぬ別れ
01:46:58 北新地、眠れぬピアノ
01:50:38 栄の看板、花火の後
01:54:21 線路際の弁当包み
01:57:35 中洲川沿い、銀の小鏡
02:01:19 銀座雨の夜、電車乗り換え券
全部オリジナル曲です。きちんとした演奏をバックに、AI音声が歌うのですが、聴いていてバカにできないのです。昭和の時代、夜の繁華街の情景、男性歌手あるいは女性歌手が実にここちよく歌います。ゆったりと、静かな夜の雰囲気が見事に歌われます。男性、女性ともに、歌声の音質が実に耳障り良く、こころを落ち着けてさせてくれます。
AIを使ったこの手の曲つくりは随分と前から挑戦されてきたと聞きます。少し前までは、一発勝負であったようです。その場合は、できたその楽曲が、これはいけると判断できるのはそうとうレアであったようです。だが、ここわずか半年ほどの前からは、一曲の部分部分について、細やかな調整を指示できるように前進していて、作者の微妙なニュアンスでの修正ができるようになったとのことで、完成度が飛躍的に向上したようです。
AIの日本語読みの不自然なところのチェックが甘いのは、素人の私にもところどころありますが、メロディーについては不具合の指摘はまったくできません。AIに頼らずに作詞家、作曲家、編曲家が全力投球で作ったものと比べても、十分に競える、作品によっては超えているものもあると感じます。
特にAI歌唱については、生身の歌手では表現できない、AIならなではの歌唱があります。よく、フランク永井の声質について、低音から高音まで、同品質での伸びるところのすばらしさを強調したことがあります。歌手によっては、高音域が出せずに、無理な発声になってしまうことは多々見受けられますが、そのようなことはAIではありません。ときには、ムード歌手の特徴でもある、裏声の使い方なども、充分な表現をしています。また、ロックやシャウト系のひしゃがれた、伸びた声の表現なども得意なようです。
英語、ドイツ語、ロシア語でもAIによる同様なサイトがあります。こちらが先なのかもしれませんが、けっこう新鮮に耳に響きます。AIを作詞作曲に使い、AIに歌わせようという作者は、きっとコンピュータを利用して楽曲を創ろうとはしない、作詞家や作曲家とは、別の才能なのかもしれませんが、AIの時代、いいところに着目したと思います。
だが、コンピュータは詐欺師の踊り場でもあります。実際に機械やAIを使い、人のために優れた楽曲を作って人を喜ばせようという意図に反することもあるようです。楽曲は著作権が伴ないます。既存の楽曲を機械とAIで盗み、安易に著作権ギリギリの似た曲を作り、膨大な数の曲をたれ流し、結果的だが世界的に、テスト的にしろ、視聴されれば、再生数が膨大になり、そこから巨額のカネを得ているものもいるようです。
AIの発達は、人間に多大な貢献もしますが、そこには大きなスキもあり、人のもつ私欲、犯罪をあらわにする。何ともいろいろと考えさせるな。。。
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