GWも最終盤の7日BS日テレの「昭和名曲歌マネ歌謡祭2026春」を楽しみました。今回は残念ながらフランク永井の歌曲はありませんでした。
MCは宮本隆治と今陽子でゲストは常連のベイビーブーに加え、松阪ゆうき、神園さやか、藤井香愛といった面々です。
歌マネの演者は毎回ほとんど同じですが、今回は次の方々によって全部で45曲が披露されました。アキリーヌ、英明、坂本彩、坂本冬休み、SHINOBU、瀬戸つよし、俵山栄子、月山みんく、中垣みな、西尾夕紀、ノブ&フッキー、針谷紀久子、響乃じゅん子、ビューティーこくぶ、藤川なお美、布施辰徳、水越里歌、みはる、ゆうたろう、ゆうぞう、りょう、レッツゴーよしまさ。
ものまね系の番組でこの番組が好きなのはお笑い系のバカ笑いがほとんどなく、歌われる対象曲は昭和歌謡で、原則は1番だけ歌われることです。出来を点数で評価して順番を決めることもありません。だから、ぐだぐだと司会者や出演者による無駄な会話はなく、およそ1分程度の出番。そこに全力が注ぎこまれます。
番組が2時間と限られていますので、ほんとにエッセンスだけで無駄がない。切り替え時にわずか数秒間、MCの評価と思しき声があり、エンターテナー側のポーズ決めがあるだけです。
それだけに、全部の完成度が高く視聴者を飽きさせません。
毎回フランク永井や松尾和子など吉田正系の歌曲が取り上げられていたのですが、今回はなしでした。フランク永井の歌マネはおそらく相当難しく、ファンをうなずかせる演技ができる人は限られます。ノブ&フッキーのフッキーが「君恋し」を歌っていたのですが、さすがに毎回出るのは見直されたのでしょう。しかし、かれの演技力には確かなものがあって、今回の挑戦は菅原洋一「知りたくないの」。いいできでした。
吉田正系では橋幸夫の「霧氷」を披露したのは歌手の松阪ゆうきです。歌マネをする歌手は歌唱力が高いので、自然に聴けました。
毎回感心するの西尾夕紀。西尾は自分の曲の知名度よりも恐らく歌マネでの知名度が高いのではないかと思えます。定番は島倉千代子ですが、今回は岩崎宏美、大月みやこなどにも挑戦。島倉の声もそうだけど、大月や岩崎のこえをコピーするのは考えただけでも容易でないはず。特に岩崎の歌をまねたのはいままでいただろうか、などと思いながら、感心して聞きました。
他の演者はおのおのすごく個性的で、歌マネ芸人はさすがだなと思います。なかでもよくぞ取り上げたと感じたのは、りょうがちあきなおみの「夜へ急ぐ人」。これは歌好きな私の年代の人は良く知っている、1977年の「第28回NHK紅白歌合戦」での歌唱はもはや伝説ともいえる。これをやってくれました。
何とも言えぬ不気味さがそれなりに再現されたのではないでしょうか。
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