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2025年03月22日18:01

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BSテレ東「日本歌手協会歌謡祭プレイバック〜作詞家佐伯孝夫ヒット集」でフランク永井登場

 BSテレ東で毎週放送されている日本歌手協会の番組ですが、今回は新聞のテレビ番組欄に久しぶりで「フランク永井」の名が出ていて、当然のように飛びついて観賞したものです。
 フランク永井が登場したのは番組の半ば頃です。「有楽町で逢いましょう」1984年12月31日「テレ東年忘れにっぽんの歌」と「西銀座駅前」1982年11月29日「テレ東にっぽんの歌」の2本です。
 いずれも1番だけの歌唱で、観ていて大変物足らなさを感じたのは私だけでしょうか。当時テレ東では定番的な番組として「にっぽんの歌」があり、夏には「夏祭りにっぽんの歌」、年の瀬には「年忘れにっぽんの歌」と、年3回放送されていました。
 フランク永井は日本歌手協会の歌謡祭にはわずかしか登場していませんが、テレ東の番組には「にっぽんの歌」を中心に幾度も出ています。「有楽町で逢いましょう」は1984年の夏祭りで出演しています。
 「西銀座駅前」で残っている映像は今回のものと、推測ですがNHKのものと2本だけです。テレビではなく映画「西銀座駅前」ではフランク永井本人もナビゲータ役で登場していて、そこで口ずさんでいるのがあるだけです。
 今回の番組は作詞家佐伯孝夫のヒット曲特集ということから、フランク永井についてはこの2曲が選ばれています。
 ご存じのように、作詞家佐伯孝夫は昭和を代表するトップ的な人物です。戦中から作詞家として活躍しているのですが、何といっても戦後、特にラジオ時代を謳歌したのは作曲家吉田正との超コンビです。フランク永井の恩師でもある吉田は生涯4000曲も作曲していますが、佐伯とのコンビでヒットさせた曲は、出せばヒットの連続でした。
 当時、ラジオでは「佐伯孝夫作詞吉田正作曲…」という曲紹介がしょっちゅう流れて、私は子供ながらに耳にこびりついています。フランク永井が吉田正作曲で歌った歌は、カバーも含めてですが、データブックによれば152曲あります。そして佐伯孝夫がフランク永井に提供した曲は81曲です。そして相当数がヒット曲として記憶に残っています。
 盟友だった松尾和子については、番組ではデビュー曲の「グッド・ナイト」を大津美子が歌いこんでいます。大津の歌唱はなかなか素晴らしく感心して聴き入りました。そして「再会」を松尾自身が歌っています。何度聴いても名曲です。
 この度の番組では佐伯の作品をテレ東が保持する膨大な映像記録から、戦中戦後の代表的な歌唱映像が流れて、懐かしく感じられて方は多かったのではないでしょうか。そして、少し工夫が入っていて、新時代の若手歌手も登場しました。
 北川淳がS15年の作品「煌めく星座」、木村徹二がS17年の作品「新雪」、そして青山新がS26年作品「野球小僧」を歌いました。若手歌手の歌唱がはいることで、これからも偉人佐伯孝夫の作品が長く歌い続けられることだろうと、期待が持てます。
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