12月25日ビクターからフランク永井「魅惑の低音」8、9、10集がサブスクでリリースされた。
https://music.tower.jp/artist/album/list/2000001680
フランク永井の初期のモノクロシリーズもので「魅惑の低音」シリーズがあります。1958(S339年)初めて登場して、1964年第14集まででました。この時期はモノラルからステレオに急激に変化していきました。それに対応して1964年から「ステレオ・ハイライト」シリーズが発売されていきました。
だが、その間に「魅惑の低音傑作集」(1960年)「ステレオ魅惑の低音傑作集」(1962年)「魅惑の低音傑作集VOL2」(1963年)「魅惑の低音アルバム」(1964年)が出ています。当時のフランク永井のアルバムはファンの願望が大きく追いつかないほどだったことが分かります。ちなみに、1966年には2枚組の「魅惑の低音〜ベスト・ヒット」が発売されています。魅惑の低音というキャッチはフランク永井とイコールでした。最も勢いを感じた時期だったと言えます。
「魅惑の低音」シリーズについては、ブロクで何度も取り上げていますが、第2巻から14巻までの間に、2〜7曲ほど他のシングルやアルバムで出していない新曲がその都度入っていたことです。計45曲あります。
12月に復刻発売された8〜10集ですが、ビクターさんは第8集は「デラックス」盤としています。これは第1集(当時はただの「魅惑の低音」という盤だった)を「デラックス」としたのに続くものです。オリジナルに+12曲添えました。今回の第8集でも+14曲しています。いずれも、当時のシングル盤から珍しいものを使いしたものです。
2016年に「A面全集」がCD-BOXで発売されましたが、容量もれしたB面曲が吸い上げらっれています。そんなことで、この「魅惑の低音」は見逃せません。
続く「ステレオ・ハイライト」シリーズですが、現在全6集(〜1966面)すべてがリリースされています。当時「魅惑の低音」の盤が10インチ(24.5cm)程度だったのにその後世界標準のサイズになった30cm直径サイズになら、収録曲数も12曲程度に増えました。
このシリーズになっても毎回盤には3〜4曲の新曲が収められました。計17曲。
第1集にはフランク永井の当時までの大ヒット曲12曲が、改めてステレオ収録されています。ファンはモノクロ盤を聴いてそれなりに満足は得ていても、やはりステレオで聴いてみたいものです。それにビクターが応えたのがこのシリーズでした。
フランク永井の盤は手元に揃えました。その過程でリリースされた曲は、シングルであれアルバムであれ映画挿入歌であれ全部聞いています。ヒットしなかった曲でも曲の解釈と入れ込み型の歌唱力ある歌手なので、レアな曲でも結構魅力的です。舞台から降りて四半世紀経ちますが、今の時点でもそうしたヒットしなかった曲は聴けば新鮮で、なかなかいいものです。
それで連想するのは、石原裕次郎の「タフガイ〜すべてはここから始まった」(2001年発売)というアルバムがあります。私らが高校時代に見た若い裕次郎の一見生意気な目ををしたアップのジャケットものです。カラーですが、発売時にモノクロ写真をカラー化したものです。
このアルバムは全部で100曲は超すと思いますが、聴いてすぐわかるヒット曲は10曲程度で、ほとんどは初めて聴く曲(記憶にない)です。からッとしたラフな歌い方は生涯統一されたものですが、彼なりの感情を注ぎ込んで歌っています。だから、今改めて聴いてなかなかフレッシュに感じます。フランク永井同様、若くはつらつとしていて、かつ余裕を感じさせるボリュームの歌い方は飽きさせずに聴けました。
そんなことを思い浮かべて、今年2024年ももう終わろうとしています。
ブロクを見てくださった皆さんに、こころから感謝いたします。どうぞ次来る年もいい年でありますようにお祈りします。
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