先日の七回忌法要のさい会場まで持参した母親の遺影とウチの過去帳を、ふたたび実家に戻す必要があった。きのう父親との面会を済ませたあと、実家まで向かったのが午後3時台。ふだんは南海の線路と田んぼに挟まれた一本道をトボトボ歩くのだけど、今回ばかりは炎天下をさけて、わざわざ遠回り、日陰の多い線路向こうの道を選んだ。
この経路をたどるのは何年ぶりだろう。実家にはふだんと違う方向から到着、そこは誰が見ても人が住んでいないとわかるたたずまい。伸びた雑草がからむ門扉をムリヤリ開けて、玄関ポーチに上ると足元には枯れ葉があちこちに。とりあえずカギを開けて靴を脱ぎ、真っ暗な室内へ足を踏み入れるとそこはとんでもない高温空間。
当初は雨戸を開けて空気を入れかえ、多少なりとも室内の片付けをするつもりだったけど、とてもそんな気にならず、遺影と過去帳を仏壇に戻し、郵便受けにあふれるチラシ等を処分しただけ。裏庭に回るとこれまた雑草がおそろしく伸びていて、すべてを暑さのせいにして、情けなくもはずかしくも今回はあっさり退散することにした。
そのタイミングで実家前を通りかかったのが長らくお世話になる民生委員のかた。実家をほったらかしにしている無精をまず詫び、ご近所とのあいだに何か問題が発生していないか尋ねる。特になしということでホッとしつつ、涼しい秋の季節になったら、まずは市のシルバー人材センターのほうに草刈り派遣をよろしくとお願いしておいた。
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