本当に強いのは大の里かも。相手力士を土俵下まで吹っ飛ばす破壊力は痛快。破壊力なんて大相撲らしくない言葉、聞いたのは小錦がブレイクしたとき以来か。来場所新小結は確実、年内の大関昇進は大いにあり、初優勝もすぐそこまで来てるはず。そう、各大関はじめ上位陣がふがいなかったせいもあって世代交代感のあった春場所。
ただ豊昇龍は尊富士と同い年の24歳、大の里よりひとつだけ年上。ちなみに琴の若26歳。かっての若貴曙ブレイク時ほど上位との年齢ギャップなし(ついでに熱海富士21歳・伯桜鵬20歳)。歴史をたどれば、やがてともに一時代を築く栃錦が横綱に昇進したとき若ノ花はまだ三役、新入幕大鵬に初めて土をつけたのはすでに小結だった柏戸。
むしろこれからの角界を背負って立つ存在がようやく出そろったと言えばいいか。なのでここにきて一部メディアにおいて、豊昇龍を叔父さんになぞらえてヒール役に仕立てるような動きがあるのは正直あまり気分がよくない。対戦相手の取り口を考えたうえで見せた立ち会いの変化を、ここぞとばかり必要以上に非難したり。
あとゴタゴタしている宮城野部屋。ここにきて全力士が伊勢ヶ浜部屋に移籍する案が有力となってきた。こうなると大の里・尊富士・熱海富士・伯桜鵬それぞれの対戦が、ゆくゆくは大の里対他3力士の3戦のみになってしまう。これはこの先何年か続くだろう大相撲新時代への興味を半減させてしまうように思いますがどうでしょうか。
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