年賀状の宛名書きはこちらが請け負うので、送付先だけきょうまでにリストアップしておけという父親への依頼は、案の定しっかりと忘れられていた。まあこれは最初から織り込み済み、ただきょうは鰻を食するという、自らが希望した予定も忘れていたらしく、ふだんの面会と勘違いした父親は薄着のままロビーに降りてきた。
ともあれ介護タクシーにて大阪狭山の鰻の銘店「神吉」へ。ゆったりした空間、お昼どきは我々をふくんで来客3組だけ。父親は1人前をしっかり平らげたから驚く。ちなみに鰻丼・ノンアルビール・コーヒーをそれぞれ3人前+鰻巻き1人前(6切れ)をオーダーして計11500円、ただし介護タクシー代は往復でほぼその半分かかったけど。
そういえばきのうは亡き母親の誕生日、存命ならば90歳。そして6年前のきのうは母親が食道がんの手術を受けた日でもあり。ついこないだのことのように思い出すあの日、父親はまだまだしっかりとして我々を率先していたなと。やっぱり88歳から94歳の6年間というのは、大きなへだたりが生じる年齢差なのだろうか。
さらにちょうど一週間後が我々の結婚記念日。以前はこの巡り合わせに乗じて、ふたつ合わせて家族でお祝いしていた。ことしはちょうど30回目、いわゆる節目になるけどいまのところはノープラン。いま気がついたけど、我々が結婚したときの母親はいまの私より若かったわけで、この事実にはがくぜんとしてしまいました。
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