=================================
【第12回フランク永井歌コンクール告知】
2024(R6)年3月16日(土)17日(日) 大崎市松山体育館
=================================
フランク永井の歌い残した曲を、他歌手がカバーしているのだが、どんな曲をどの歌手が歌っているのだろうか。これを整理していて、分かったのですが、抜群に多いのは、松尾和子とデュエットした「東京ナイト・クラブ」でした。現在47のカップルで歌われていました。
2番は「君恋し」で、32人。3番は「有楽町で逢いましょう」で、29人。もちろん、私が収集したというだけですから、これ以上に及ぶと思います。
佐伯孝夫作詞、吉田正作曲。初期の編曲は小沢直与志。1959(S34)年の作品です。大ヒットして「ビクターヒット賞」を得ています。
都会のナイト・クラブで夜の大人がムードを満喫する、男女のかけあい、これがかもし出す雰囲気が東京オリンピックの年、大変なヒットとなりました。当時はこんな、きわどい歌詞(「好きになったの もっと抱いて…」)の曲はなかったし、話題にもなりました。
これに大いに刺激を受けたのがテイチクで、同じようなのをぶつけるんだと上層部が檄を飛ばし、大人気で合間などない石原裕次郎に急遽歌わします。相方に指名されたのは牧村旬子。多忙な映画の合間をぬって、練習、準備もあわただしく、数時間を要しただけで録音をして発売します。こうしてできたのが「銀座の恋の物語」です。
当初は裕次郎主演映画の挿入歌で使われたのですが、あっというまに300万枚の超ヒットになり、同名の映画まで作られました。
フランク永井と松尾和子の歌唱は、曲として完成度はすごいのですが、若い映画の裕次郎人気にリードはされたものの、それを引き出したという点で評価はされていいと思います。
手元の資料による、カバーして歌っているカップルのリストです。
キム・ヨンジャ・湯原昌幸 / チェリッシュ / はやぶさ・真田ナオキ・おかゆ / ヒデと美咲 / フランク永井・生田悦子 / フランク永井・青江三奈 / フランク永井・八代亜紀 / 加川昭・松前ひろ子 / 宮路オサム・瀬川瑛子 / 桑田佳祐・原由子 / 五木ひろし ・木の実ナナ / 五木ひろし・伍代夏子 / 五木ひろし・市川由紀乃 / 五木ひろし・森進一・五輪真弓・河合奈保子 / 五木ひろし・木の実ナナ / 高橋英樹・菅野美伽 / 高橋英樹・長山洋子 / 三山ひろし・松前ひろ子 / 三山ひろし・水森かおり / 三山ひろし・長山洋子 / 三山ひろし・藤あや子 / 三善英史 / 三條正人・田代美代子 / 山川豊・瀬川瑛子 / 山川豊・藤あや子 / 山川豊・八代亜紀 / 山内惠介・川中美幸 / 純烈・秋元順子 / 青山新・藤井香愛 / 石原裕次郎・八代亜紀 / 千昌夫・伍代夏子 / 大月みやこ・山本譲二 / 竹島宏・瀬川瑛子 / 中条きよし・小林幸子 / 中澤卓也・八代亜紀 / 鳥羽一郎・林あさ美 / 天知茂・池波志乃1983 / 藤原浩・門倉有希 / 藤田まこと・八代亜紀 / 徳光和夫・おかゆ / 美川憲一・丘みどり / 氷川きよし・石原詢子 / 武田鉄也・谷村新司 / 北山たけし・田川寿美 / 北島三郎・水前寺清子 / 野口五郎・藤あや子 / 里見浩太郎・都はるみ
さて、前回はサザンオールスターズの桑田・原コンビのカバーを紹介しました。そのサザンがデビュー45周年を迎えるということで、日テレnews zeroで有働アナウンサーからのインタビューが、2日放送されました。
桑田の言葉で印象的だったのは「我々のよう生業(なりわい)の人間というのは、寂しいから弾いているとか、コンプレックスがあるからビートルズ聴いちゃおうかなとか…、ポップスが好きとか誰それのファンだとか」という姿勢で曲に向き合っているということでした。
大切にしてきた事は「諦めの悪さ」「違和感」だとも。
ログインしてコメントを確認・投稿する