金本新監督の初陣となった2016年開幕戦、1回裏先頭のドラ1ルーキー高山がレフト前ヒット。3年目にして初の開幕スタメン横田が送りバントでなく積極的に打って出て内野ゴロ、高山二封も一塁に残った横田はすかさず二盗、新外国人3番ヘイグのレフト前ヒットで横田が2塁から長駆ホームインして1点先制…ここまでわずか数分。
まったくの新戦力ばかり3人で一気に先制点。これが金本いうところの”超変革”野球なのかとワクワクした。そして横田に関する最大の記憶と言えばこのときのハツラツとしたプレー、おそらく金本は自分に似たものをそこに感じていたのだろう。残念ながらナマで接した記憶はあまりなく、ロッテ時代のお父さんのほうが何度かあり。
自らの野球人生そして脳腫瘍との闘いを綴った「奇跡のバックホーム」は文庫化されたとき読了。闘病生活の部分も読んでいてつらかったが、プロ野球選手になるまでのストイックな日々のほうも印象に残った。単行本が出た後に無念の再発、その経緯もていねいに付記。たしか快方に向かっているというところで終わっていたはず…。
4年前の引退試合で騎馬を組むのは高山・北條・中谷。前2人はまだ2軍にいるし、中谷はすでに引退した(きのうのフレッシュ球宴の森下、虎選手MVPは2012年中谷以来)。あと横田の同期では岩崎と梅野が今夜球宴に出る。いや、彼らだけでなくこんなツラいことがあったことをバネにできないようでは岡田阪神は本当にダメだと思う。
著名人の訃報に何度となくふれる日々。言葉で表現しにくいけど、今回の一報を聞いたときは、これまでの名を遂げた方々の訃報とはまったく違った感覚におそわれた。”若きアスリート”、言ってみれば来世というものから一番遠いところにいる存在のはず。まして競技のうえでのケガでもなんでもなく。心からご冥福をお祈りします。
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