ことしもまた出席資格ギリギリ程度の株数を持つ父親の代理として。さすがにコロナからは夜が明けたとみて、大阪府立体育会館アリーナに広がる株主席も以前のように“点在”ではなくキレイに椅子が並び、壇上のエラいさんがたもいっさいマスクなし。こちら春場所開催時であれば、土俵中央仕切り線あたりに位置するエリアに陣取る。
ほとんどの大企業は同じはず、コロナから脱しつつあるこの時期の決算はほぼ良好。とりわけ我が社はインバウンドの増加で関空利用の顧客を取り込めたと強調。事業報告はあっさり終わりメインイベントというべき株主との質疑応答に移る。会長兼CEOが進行役、質問の内容によって関連事業部長を回答者に任命するという段取りだ。
質問の9割がたはやはり鉄道事業に集中、現場からの叩き上げ的匂いをふりまく担当部長は大忙し。湾岸部と山間部を走る南海電車、自然災害対策に対する質問が大半だった。なかには路線勾配角度に耐えうる車両の充実を訴えるマニアックな質問や、最近の南海車両に緑色が少ないのはなぜかというお茶目なものもあった。
声を荒げるような質問いっさいなし。日本全体の株価が上昇気流に乗っていることも功を奏してか無風総会に終わったような。このほど就任した新社長の紹介、まだ肩書きに”取締役“がないので、おそらく異例の抜擢出世だと思われるけど、ご当人はなんと平成元年入社というから、時の流れの早さをつくづく感じたのでありました。
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