雪まつりと並ぶ札幌のビッグイベント「YOSAKOIソーラン祭り」ことしの開催が、ちょうどこの街の滞在中にあたると判ったのは、ほんの10日前のこと。平成の初めに北海道大学の学生が立ち上げたまだ歴史の浅いイベントだとか、これまで多少なりとも知識はあったけど、間近で味わうその迫力には圧倒されるばかりだった。
とにかく“街を挙げて”という言葉がふさわしいイベント。240におよぶよさこいチームが、この週末には札幌の中心街を走るいくつかの路上で途切れることなく演舞。やはり道内各地からやってきたイキのいい男女混合集団が大半を占めるけど、なかには鹿児島からやってきたおばちゃん軍団が闊歩していたりするからあなどれない。
大通公園周辺には、緊張感に包まれながらこれからの演舞を待つ集団と、演舞を終えた達成感から涙したり、リーダーから反省の叱咤を受ける集団が混在、もちろん時間の経過とともに後者のほうが多くを占め、まったく邪道ながら演舞そのものよりも、周辺でいくつもの固まりを形成する集団の人間模様のほうに興味を持ってしまった。
海外からの来訪客をふくめ沿道にはハンパない人の波。数多くの屋台がならぶグルメブースの混雑ぶりはサマソニのフード事情を思い出してしまった。梅雨のない北海道はいまが最高の季節、このイベントをこの時期に設定したことがあらためてよくわかる、暑くも寒くもそして湿気もない実にさわやかな一日でありました。
ログインしてコメントを確認・投稿する