朝食を取るべく飛びこんだ「コメダ珈琲」、カウンター隣席には阪神ユニの若い男性。ここにもまたと思いつつ「エスコン観戦ですか?」と声をかけると、返事する彼の日本語がどうも怪しい、と思うまもなくその背中を見た瞬間ピンときた。彼は台湾からやってきた阪神ファン。厳密に言えば来日してしばらく、ふだんは東京住まいだとか。
なので日本語はほぼ問題なし。日常生活には困らないと思うけど、話が野球方面にかたむくとついつい興奮してしまうのか日本語がストレートそしてぞんざいになってしまう。「ヤクルトいま弱い!」「京セラドーム汚い!」「江越なんで打つ!」等々。なんだかんだ言ってけっこう野球に詳しく、甲子園他各球場にも訪れたと。
話はきっちり台湾の野球に。WBCはさんざんだったとか、それこそ林威助や郭李がいまどうしているかとか、最近の台湾の優れた選手はいきなりメジャー(および直結する3A)を目指すので、なかなか日本には行こうとしないとか。そこでこちらが郭泰源や郭源治や呂明賜の凄さを話すと、すごくうらやましそうな顔をしていた。
けっこう話が弾んだような雰囲気だけど、実際にはなかなかスムーズにあらず。「こうやってすぐに打ち解けて話が盛り上がるから阪神ファンは楽しいです」おそらくこう言いたかっただろう彼の言葉を理解するのにはすこしの時間がかかってしまった。旅先でコメダに入るのはやや不本意ながら、こういうこともまた旅の楽しさですね。
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