日本の洋楽シーンをリードしてきた雑誌の思い出話。壇上には同誌黄金時代の編集長東郷かおる子さん、そしてこの雑誌の終焉に携わった増田勇一さん。おそらく私と同世代の”元ロック少女”が多くを占めると思われたものの、男性の比率が意外と高く若年層(4〜50代前半だけど)も多々。MCはFMcocoloでおなじみの加美幸伸さん。
おそらく全国各イベント会場でのたたき台、同誌の歴史をたどったショートフィルムをまず上映、星加ルミ子=ビートルズそして東郷かおる子=クイーンという歴代編集長がたどった構図が叩き込まれる。姉御肌の東郷さんはおそらくもう何度も語り尽くしただろう、人気ミュージシャン取材時のエピソードを次々と披露していく。
そして増田さん。元編集長としての思い出話はその時代すでにML誌を”卒業”していた私にとって新鮮なものばかり、そして私よりわずか2ヶ月お兄さんの彼が一読者として語ったML誌は、私が同誌をむさぼり読んでいたころとまさにリンク、追憶のかなたにあった懐かしい思いを、実に的確な言葉で表現されていたのが嬉しかった。
けっして大げさな表現ではなく、洋楽好き中高生にとってのバイブル的存在だったあのころのMUSIC LIFE。”LIFE”という言葉にはいろんな意味があるけれど、かって寝食を忘れて読んでいたあのころの自分にとっては”音楽生活”、そして半世紀近くがすぎたいまとなっては”音楽人生”と解釈してもいいなあとしみじみ思った次第です。
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