あすから大相撲夏場所。このところしばらく続く混沌とした角界模様、このポスターが物語るように主役はまだまだ不在。あまり考えたくはないけど、4場所連続の休場からひさびさに土俵に上る照ノ富士が序盤で負けが込んだうえに致命的なケガをしてそのまま引退、さらにカド番の貴景勝が負け越して大関陥落という事態を招くと。
そして今場所の焦点、霧馬山の大関獲りが失敗に終わったらいったいどういうことになるのか。そう、来るべき名古屋場所は番付上に横綱・大関が不在、最高位は東西関脇という、大相撲の長い歴史でもおそらく初めてのアナーキーな状況に。最初は可能性のひとつぐらいに思っていたが、書いているうちにありかもとコワくなってきた。
とりあえず霧馬山が先頭打者かもしれないけど、とにかくこの状況をブレイクスルーする存在の台頭を渇望。過去1年そのポジションにいた若隆景のケガはかなりの重傷、11月場所に出れるかどうか、どちらにせよ幕下以下からの再出発とか(ご本人には失礼ながら、我々はまたまたこの“物語”に付き合わされるのかという思いあり)。
と、なるとその“物語”が終盤に差しかかりつつある朝乃山にやっぱり期待ということか。ただ彼の復活具合は思ったよりも牛歩の感、どこまでくっきり突き抜けることやら。土俵外ではある部屋でまたもや良くない問題が発生したり、なんだかネガティブな思いばかりが先走るこのごろ、いろんな意味で目の離せない十五日間が始まります。
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