“1978年の夏休み、宇宙人が出てくる映画作りにはげむ高校生たち“〜それはまさに私たちのこと、この作品を観逃す手はなし。ただ「スター・ウォーズ」に憧れる今回の主人公はクラス単位での映画制作、当時の私は映画研究部に属し文化祭での上映を目指していました。監督はウルトラマンシリーズを手がけてきた1963年生まれ小中和哉。
監督の自伝的作品、映画内映画も当時彼が作った自主制作作品いくつかに似せたもの。タイトルは8ミリカメラの名称、撮影・現像・編集・上映…当時は大変な手間がかかった技術的側面から物語は進んでいく。すいません、怠慢な部員だった私は技術的な部分にほとんどタッチしていなかったのであまりツッコめませんでした。
全編通しての印象はちょっと一本調子で起伏に欠けたかなと。映画作りって良くも悪くももっといろんなハプニングがあると思うけど…とここは経験者ぶって上から目線。そしてこの作品最大の収穫はヒロイン夏美(高石あかり「ベイビーわるきゅーれ」主演)、いかにもあの頃にいてそうな、みずみずしさあふれる女子高校生。
もし1978年の私が、今回の映画内作品「タイム・リバース」を観たら、その見事な出来映えにはは〜っとひれ伏しただろう。あとから知ったことだけど、映画作りに励む仲間にはきっちりモデルとなった人物が存在、正直なところイマでは監督よりもずっと有名なお名前ばかりだったのでびっくり。これはどうあがいても勝てませんわ。
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